着物の洗い張り

生徒さんのKさんが、お母様の着物を洗い張りして、ご自分の着物に仕立て直しされました。先日、仕立て上がってきたのですが、新しい着物と思えるくらいにきれいで二人で感激でした。
20210417_154339.jpg
20210417_154626.jpgお母様は背がKさんより低くて、裄もみじかいので、幅は出して仕立てなくてはいけなかったのです。紬の着物は縫い目になる線が残ることが多いのですが、お母様が着られた回数が少なかったこともあって、縫い目の線も見えなく洗い張りができ、きれいに仕立てあがりました。

着物が汚れた場合、そのままで洗う「生洗い」、「丸洗い」と、全部をほどいて洗う「洗い張り」があります。また、汚れた部分だけをきれいにしてもらう「しみ抜き」もしてもらうこともできます。現在、洗い張りは専門のお店に出しますが、昔は家でも洗って仕立て直しをしていました。

私の母も当時は着物をほどいて洗い張りをしていました。ほどいた着物を水洗いで汚れを落とし、全体に薄く糊をし、2㍍以上ある専用の板に布目をとおしながらきれいにはって、乾かしていました。布をはがす時、紙のようにバリバリとはがれるのが楽しそうで、一緒にやりたかったのですが「着物が切れるからダメ!」と言われ、できなくてつまらなかったこと記憶に残っています。
洗い張りをして仕立て直すことが、主婦の大事な役目(仕事)だった時代もあったのですね。今は大変さだけを思いますが、日本女性が器用なこと、そして、ものへの想い、ものを大事にすること、大切にしていたのだと思います。

お雛様の帯

4月3日は月遅れのお雛祭りです。今、旧暦でお雛祭りをされる方は少ないと思いますが、我が家は今年も今日までお雛様を飾っています。


IMG_8462.JPG

今日は千葉の教室で授業がありましたので、帯は「お雛様の帯」にしました。この帯のお雛様は伯父のデザインで、前の柄は美也子さんがデザインして染めてくれました。地色は春の色をイメージして美也子さんが選んでくれた色です。淡い緑色がとても気に入っています。染めてもらってから20年になりますが、もう派手かしら?と思いながら、お雛様の時期なると楽しみにしめています。



20210403_173934.jpg

新型コロナウイルス感染のおさまりが見えません。子供たちの健やかな成長を祈るお雛祭りです。感染が早く終息し、子供たちが自由に遊んで自由に動ける日々が早く来るようにとお願いをし、祈りました。
1617454757565.jpg


月遅れのお雛様でしたが、「パティスリー・ハヤト、ヤマダ」さんがケーキを作ってくださいました。かわいくって、おいしくって、孫たちが大喜びでした。