帯の洗い張り

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帯は洗うことがむずかしいと言われています。帯は厚手の織ですし、織り方、絹糸の太さ、金糸の織り込みと帯によって違ってきます。ですので、洗いに出すことはあまりしませんし、洗ったらダメという方もいます。塩瀬の帯は洗い張りに出せるのですが、汚れがひどく無いかぎり洗いに出すことはしないのです。

写真の帯は20年前くらいに叔母(本間美也子)に染めてもらって、毎年、桜の季節に締めることを楽しみにしている塩瀬の帯です。実は長い間の汚れと、たれ先の角が切れてきたので気になって、思い切って洗い張りに出してみました。仕上がりは、ある程度汚れは落ちたのですが、少しですがスレと洗ってのしわがあって気になりました。
帯の仕立ては、いつもの米津帯屋さんにお願いしました。ふちの汚れが落ちなかった部分、たれ先の切れている部分もありましたので、縫い込んでもらうようにしました。米津さんは、数ミリでも縫い込むと、帯が細く感じるかもしれないと話されたのですが、ほとんど感じなくてきれいに仕上がりました。良かったのは、帯になったら洗い張りで気になった部分がほとんど見えなくなったのです。安心して締められる帯になりました。
今年の桜の時期に間に合うように仕立て直しをしたのですが、残念ながら新型コロナウイルス感染の自粛で、締めることができませんでした。来年の春、きれいになった帯を締めることを楽しみにしたいと思います。

子どもの着物「一つ身」

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子どもが生まれてお宮参りをされるときの「お掛け」は一つ身(赤ちゃんの着物)ですが、着物としての一つ身は今ではほとんど作られていないと思います。

写真の着物は私が生まれて3~5ヶ月の時に着せてもらっていた一つ身で、母の実家から贈られたものなのです。実家の地域では、子どもが生まれたら母親の実家から一つ身の着物を贈る風習だったそうです。この着物は2枚とも綿入れになっています。私は7月生まれで着る頃は寒くなりますので、綿入れの着物を作って贈ってくれたのだそうです。上の写真の着物はちゃんちゃんこが付いています。
娘が生まれた時(もう40数年前になります)、一つ身がきれいに残っていることを思い出し実家から持ってきました。

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一つ身の着物は後ろ身頃を布幅でとりますので、背縫いがないのです。
子どもの着物には紐を付けます。紐のつけ方は決まっていて、女の子は縫い目を上に男の子は縫い目を下につけるのだそうです。
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一つ身には、紐つけに糸で刺繍をして「紐飾り」を付けます。「紐飾り」の由来は諸説あるようですが、魔除け、お守りとしてつけられていることが多く言われています。
「紐飾り」について調べていて、「迷子のお守り」というおもしろい由来を知りました。
IMG_7631.JPG衿裏に「紐飾り」の縫い糸をあえて残しておくのだそうです。迷子になって、もし悪いものに糸を引っ張られても、糸が着物から抜けて捕まらないというおまじないの意味が込められているそうです。
そのお守りがこの着物にもありました。糸はじを外に出して2㎝ぐらい残してあります。
子どもの安全な成長を願う気持ちはいつの時代でも同じですが、こんなところにもその願いが込められていること知り、今よりも子どもが成長することの大変さを思いました。

布マスク

新型コロナウイルス感染は、緊急事態宣言の一部解除がされると報道されています。私の住む千葉県は対象に入っていませんが、制限緩和で気持ちのゆるみが出ないように今までとおなじ注意が必要と思います。

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今、マスクはぜったい必要なものです。朝早くから薬局などに並んでも買えなくて手に入らなくなってしまいました。
そんな時に「布マスクいる?」と声をかけてくれたのが、洋裁の仕事をしている U先生です。今は器用な方は布マスクを作られるようになってきましたが、まだ手作りマスクが少ない頃でした。すぐに数枚送ってくれて、使い捨てマスクと違って、お洗濯ができるので安心でした。U先生は、顔につける物だからと布を選び、内側にはさらしをはっています。男の人用、子供用と大きさ、ダーツの入れ方とか考えて作っています。マスク作りは初めお店をしているお友だちに頼まれてだそうですが、今はマスクが不足しているご近所の方やお友達に上げていて、製作数は千枚以上になっているそうです。U先生の気持ちのやさしさに頭が下がります。

佐渡のタケノコ


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佐渡の従兄からタケノコがたくさん届きました。家の竹やぶのタケノコで姿かたちが立派です。昨日取ってすぐに送ってくれたのです。昨晩の船に乗せて午前には我が家に届きました。毎年送ってくれますが、今は私の方が楽しみに待っています。

タケノコは冷凍できないと言われていますが、実家の母は茹でてから料理に合わせて切って、小分けにして冷凍していました。食感は少し変わりますが味はほとんど変わりません。私も母に教えてもらったようにして、煮物、お味噌汁用など分けて冷凍しています。凍ったまま使えるので便利です。

今、新型コロナウイルス感染で自粛の毎日、タケノコの贈りものになんだか気持ちがホッとしました。

千葉駅前教室 休講延長

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新型コロナウイルス感染がまだ不安な状態が続いています。政府も5/4に緊急事態宣言の延長を決めました。

千葉駅前教室は先月1日より休講しておりましたが、引き続き5/31まで延長いたしました。



今、お花がたくさん咲いて着物でのお出かけが楽しい季節です。生徒さんも、着物でお出かけを楽しみにレッスンをしていましたが、お休みになってしまいました。でも、今一番大事なことは新型コロナウイルス感染が広がらないこと、そしてかからないことです。もうしばらく我慢です。

自粛が解除され教室が再開でき、生徒さんにお会いできる日を、着付けレッスンができる日を、待っています。


藤の花

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新型コロナウイルス感染でほとんど家の中で過ごす毎日、運動不足になります。運動嫌いな私ですが、目的地を決めて出かけます。5~6㌔の無理がないウォーキングです。

今、きれいに咲いている藤の花を見かけます。この日は市川市の藤棚の名所「高圓寺」を目指して出かけてきました。樹齢200年の藤は「長寿藤」と言われて、毎年、近隣からの参拝者、見物客でにぎわいます。
今年は自粛要請で寺内での観賞はできませんでしたが、きれいな藤棚を見ることができました。
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「高圓寺」は市川市中山にある
日蓮宗の総本山、中山法華経寺二世、日高上人の開山と言われています。
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